第4のエコカー

第4のエコカーってご存知ですか?
ハイブリッド、EV、高効率ガソリンエンジンに続く第4のエコカー
今年、日本でも注目されるだろうと予想される、クリーンディーゼルです。
エコ技術という視点で見ると、現在のクリーンディーゼル技術はハイブリッドカーや
高効率ガソリンエンジンに引けを取らない魅力を備えています。

まず、ディーゼルエンジンはもともと効率性が高く、Co2排出量が少なくて、
燃費もガソリン車に比べて2〜3割ほど良いです。
粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)など大気汚染物質の排出も、コモンレールディーゼル技術
(コンピューターによる電子制御と電磁式噴射ポンプにより、高圧燃料を燃焼筒内に直接噴射。
ディーゼル燃料の燃焼を細かく制御することで、燃費向上と汚染物質の抑制を実現する技術。)
の進化と排出ガス浄化システムの高度化によって飛躍的に少なくなってます。
今あるクリーンディーゼルは、まったく「汚くない」のであります。
まぁ、ちょっとだけガラガラいっているような気がしますがw

さらにクリーンディーゼル車には、環境性能以外にも、特筆すべきメリットがあります。
それは動力性能の高さと、燃料費の安さです。
ディーゼルエンジンはトルクが大きく、小排気量であっても大排気量のガソリンエンジンのような
力強い加速感と乗りやすさを実現できます。
またハイブリッドカーのように異なる2つの動力源を切り替えて使うわけではないので、
従来のガソリンエンジンと同様に、運転中の乗り味に違和感を感じることもありません。

また、ディーゼルは元来の燃費の良さに加えて、燃料代が安く抑えられるというメリットもあります。
ガソリンと比べ軽油の方がリッター当たり約10円ほど単価が安いです。
クリーンディーゼルは燃費がよいだけでなく、燃料も安い。

日本市場におけるクリーンディーゼル車の前途には、2000年代を通じて定着してしまった「ディーゼル = 汚い」
というイメージを拭い去ることが欠かせません。また、クリーンディーゼル車は複雑な機構を持っているため、
ディーラー側の整備体制の構築がどこまでできるかも大きな課題となります。
実際、あるドイツ車メーカーでは「コモンレールディーゼルを扱える整備士の確保が追いつかず、
ディーラー側の整備体制が準備できないことから、クリーンディーゼル車の車種拡充や販売強化ができない」
(ディーラー関係者)といいます。

 まだまだ色々な課題はあるものの、クリーンディーゼルは世界的にも重要なエコカー
選択肢になることは間違いないと思います。
第4のエコカーとして、日本でも市場が立ち上がることに期待したいところです。
普及させるにはググッとお安い価格設定が大切ですよね。私的に、そっちの方も、たいへんに興味ありですw
灰鰤で投稿HatenaSync