東京国際コンテナターミナル

 東京国際コンテナターミナルの視察に行ってきました。

 日本の玄関口と言うだけあって、多くのコンテナを取り扱っています。

 巨大な消費地・東京を抱える港だけに、輸出よりも輸入が多いそうです。
しかし、頂いた資料によると東京港のコンテナ取扱量推移は、1990年には世界第11位でしたが、2000年には世界第15位、2009年には、20位圏外と、年々減少傾向です。淋しい限りですね。
やっぱ、上海港の急増は凄まじいですね。1990年の20位圏外から、香港を抜き、シンガポールに肉薄の第2位ですから。

 港湾の作業を見学させて頂くといつも思うのですが、ガントリークレーンやトランステナーを使ってコンテナを捌いているオペレーターさんは、ほんとプロ中のプロですね。見事な腕前です。あんな高い場所から、コンテナを所定の場所や、トレーラーの荷台に4か所あるコンテナ固定用装置のロックレバーに合わせ、積み付けます。まさにネ申技。

それと、膨大なコンテナを管理する新ゲートシステムは良くできてます。輸出入すべてを間違いなく仕分けるシステムは流石です。

ゲートのところで、コンテナの品質チェックをしていた作業員さんの仕事ぶりが、いい加減そうに見えたのは内緒にしておきますw

灰鰤で投稿
HatenaSync