年間30万

 年間30万…あるコラムで取り上げられていました。1年間に約30万…なんだと思います?全国の保健所で殺処分されている犬と猫の総数です。

 犬が約10万匹、猫が約20万匹だそうです。これだけの命が人間の身勝手な行いによって処分されています。

これでも年々色んな取組みにより、減少傾向にはあるそうですが、まだまだ、里親が見つかったりするのはごくわずかだそうです…

保健所に持ち込まれる理由も「勝手に増えてしまった」「引越しのため」「子供の出産」などで、飼い主の自分勝手な理由ばかりです。無責任な人間が不幸な犬や猫を作り出しています。

飼い主等により持ち込まれた場合は、即日処分されます。猫は捕獲など行なっていないため、ほぼすべてが飼い主の持ち込み(段ボール箱などに入って捨てられていた場合は回収・処分対象です)だそうです。犬は捕獲等により、飼い主がわからない場合は一旦檻へ収容、6日目には処分されるそうです。この短い期限内に飼い主が現れる可能性はほとんど無く、犬たちが処分を免れることは稀だそうです。

 不幸な犬や猫を増やさないために私たちにも出来ることがありますよね。必要ならば、避妊や去勢手術等の施術や、最近では脱走してしまった場合の対処としてマイクロチップ埋め込みなどもあります。引越しなどで、どうしても飼えなくなってしまった場合は、知人・友人など引き取ってもらう。不可能なら、里親サイトなどで貰い手を捜す、などなど…他にも手段はあると思います。

 うちの愛犬も、出産により飼えなくなった前の飼い主より譲り受け、生後3ヶ月で我が家に来てから、今年で7年になります。ま、ま、本人(本犬w)はどー思っているかは分かりませんが、私的に、家族みんなに愛されて、幸せに暮らしていると思います。

 一度飼い始めたからには、最後まで見届ける。これが飼い主の責任。これに尽きると思います。
関連:命の授業:犬猫殺処分通じ、年間30万匹の悲劇学ぶ 名張の錦生小で市民団体 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20111206ddlk24100418000c.html
錦生小学校、素晴らしス。
灰鰤で投稿
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