ふゆみずたんぼで水辺地の復活を

いつものように環境白書のコラムを転写します。
書いておきたいネタが貯まっちゃったので、ハイピッチで次ですw
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 宮城県北部の登米市栗原市にまたがる伊豆沼・内沼、及び大崎市蕪栗沼の周辺では、稲刈りが終わった水田に、冬期に水を張って管理する「ふゆみずたんぼ」の取り組みが行われています。
「ふゆみずたんぼ」とは、稲刈りが終わった田んぼに冬の期間水を張り続けて管理する農法をいい、農薬や化学物質を使用しないことから、環境にやさしい農法として、小規模ながら全国各地の農家で行われています。

 翌春には耕起、代掻きなしで植付けが可能となるほか、冬の期間田んぼに水をたたえつづけることから、田植え時期の集中取水を防ぎ、水資源の有効活用にも役立っています。

 また、渡り鳥の越冬地であるこの地域にとっては、冬の期間田んぼに水をたたえることでこの地を訪れる多くの渡り鳥たちにねぐらを与え、その渡り鳥たちの糞が微生物の繁殖をさらに促すなど、水田の生物多様性の推進に重要な役割を果たしています。

 現在、蕪栗沼周辺を中心として耕作面積が増加しており、むずかしい農法ながらも工夫を重ねながら、自然との共生を目指す農家の皆さんの取り組みがうかがえます。
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素晴らしい取り組みですね。しかし、難しくもあります。
うちの周りは、田んぼが広がっており、農繁期は朝早くから、夜遅くまで、農家の方が田にでているのをみています。冬の間も水を張るとなると、一つも二つも手間が増えますよね。
ましては、兼業農家が主流で、若者の農家離れと相まって、もうすぐ定年、あるいは定年を過ぎている農家の方には、大変な手間・作業になると思います。

また後で書きたいと思いますがTPPの問題もあり、これからの農業は一段と厳しい時代に突入しそうです。
灰鰤で投稿
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